2005年1月29日 (土)

Book&Boots

今日は、Book&Bootsによる「アジアへの架け橋」と題したシンポジウムが開催されるというので久しぶりに大学へ行きました。
Book&Bootsの会は、大学の経済史関係の3つのゼミが合同で作った会で、Bookは文献等による勉強、Bootsというのは「経済史とは生活史である」という考えから靴(Boots)を履いて、実際に歩いた経験から学ぼうという趣旨とのことです。
これまでに日本国内はもちろん、インド、中国、タイ、ペルーと実際に歩き回った8年間の中間発表的な内容ということでした。
私が卒業してからできた会なのですが、私もぜひ参加したかったなー。
実際教授にも同じことを言われましたが、たぶん学生のころはそんなに出かけられるお金はなかっただろうなあ。。。

とはいえ、インドは教授が研究に行くと言うので夏休みに2週間ほど行ったことがあり、画像などは懐かしく感じるところも多くありました。
また、ペルー、特にマチュピチュは今年の夏に行こうと考えているのでとっても参考になったり。
・・・と、すっかり旅気分になって聴講していたのでした(おいおい)。

でも実際にBootsという考え方は非常に重要だと思います。
旅をしていて感じることと今回のシンポジウムの内容は重なることもありました。
改めてこのように表現されると自分の考えがすっきりしてくるし、どこにいてもなにをしていても勉強ってできるんだなあと感心してしまったり。
久しぶりに大学に行って、学術的なものに触れていい刺激になったような気がします。

個人的には、「地域言語の重要性」というところが印象に残りました。
これは、「Bazar(バーザール)に集う人々」と題して、モノと貨幣の交換を通じた人々の日常生活を成り立たせる場であると同時に情報伝達やコミュニケーションの場としてそれぞれが共同体に属する人間であることを確認する場であるBazarについて発表した中での話しです。
インドで買い物をしているときに、インド史が専門の教授(=私が所属していたゼミの教授)がヒンドゥー語で話しかけるとみんな意外な顔をすると同時に一気に場が和らぐ、という内容です。
実際に私も中国でカタコトでも話すと、相手の態度が変わるのは経験しました。
カタコトの程度の差はあれ、それは韓国でも、インドでも、メキシコでも同じでした。
公用語としての英語とは別に、人間らしいコミュニケーションとして「現地語の重要性」を再認識する必要があるかもしれないという内容でしたが、英語のできない私は都合よく解釈して(笑)、ナットクしていたのでした。

木・金曜日は結局風邪で休んだので「あったかい教室で聞くだけだから」と軽く出かけたのに、会場となった7100番教室は寒くて寒くて。
ちょっとつらかったです。

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